吸血虫のブヨ(ブユ)って知ってる?
皆さん、ブユって知ってますか?
体長2〜4mmほどで、見た目はハエにそっくりな吸血性の虫です。
蚊は針ような口を人の皮膚に刺し、血を吸いますが、ブヨは人の皮膚を噛み切って血を吸います。ですので、蚊に刺された時より、皮膚に血が残っているのが見えます。筆者は今まで3箇所ほど刺された(噛まれた)ことがあります。
ブヨは無音で近づいてくるので気が付きにくい
蚊は「プ〜〜〜ン」っていう、嫌な音でゆっくり近づいてきますよね!なので、気がついて回避できることもあります。
しかし!ブヨは無音でしかもハエのように早いので、瞬時に気がつくことは難しい状態です。
ブヨの特性
生息地
全国的に分布しており、渓流などの綺麗な水辺、たくさんの木々がある場所を好む。
時期
3月〜10月の朝、夕方に動きが活発になる特性があります。
ブヨに刺されたシチュエーション
筆者はいずれも、5〜9月までの、水辺がある山間のキャンプ場で刺されました。時間も全て夕方です。上記の特徴に全てあてはまりますね😭
ブヨに刺された時の症状【閲覧注意画像あり】
最初に刺されたのは足首の部分です。「あれ?蚊に刺されたかな?それにしても痒み治らないなー」と不思議に思いました。1時間、2時間たつにつれて、幹部がだんだん広範囲に腫れていき、感じた事のない痒さ&痛さに。
キャンプ歴も浅く、虫刺され後の対応もちゃんとしてなかったんですよね。体質にもよりますが、私の場合は象の足みたいになりました。
比較の為に、普段の状態はこちら(お見苦しい写真で失礼します💦)↓
↓
刺されてから2日目の状態
↓
刺されてから4日目の状態(閲覧注意)
ひえーーー😱
カカトがガサガサなのは元々です(笑)
放置時間が長く、対処が遅れたことで、毒が広範囲に広がり、足の甲からふくらはぎまで腫れました。
その後約3週間足を引きずり、病院通いに
最初の1週間は寝る際も、痛くて満足に寝られませんでした。足を冷やしながら、少し高くして寝ました。起き上がる際、一気に血流が下に流れる瞬間が激痛で、大人なのに泣きたくなりました(笑)
しばらくは足をつく事もできず、冗談抜きで家の中は可能なかぎりキャスター付きの椅子で移動しました(笑)
その時期は仕事をしていなかったので、通勤の心配はなかったのですが、長男が幼稚園児だったので、バス停までは必死に足を引きづりながら送迎しました。
なんとか病院に通い、幹部を切って膿を出してもらう等処置をしてもらいました。飲み薬、塗り薬も貰いながら、経過観察で約3週間に渡り通院しました。
2度目、3度目は教訓を生かし、早急に対処
2度目も足首、3度目は手首でしたが、1度目の教訓を活かし、刺されたことに気が付き次第早急に対処(対処方法は後に記述あり)したことにより、1度目ほどの悲劇にはなりませんでした。←でも病院には行きました(涙)
ブヨに刺された時の対処法
① 刺された部分を強くつまみ、毒を出す(ポイズンリムーバーが効果的)→液体(毒)が出てきます
② 流水で流す
③ ①、②を繰り返す
④ステロイド入りの塗り薬を塗る(病院で処方されたものが好ましいが、市販でも販売あり)
以上の対処をしておくと、何もしないときに比べて、悪化しづらくなりますので、手元に置いておくと安心ですね。
ブヨに刺された際の対処法をご紹介しましたが、最も重要なのは、刺されない為にしっかりと対策をすることです。
まずはしっかりとブヨ対策を!
肌の露出を避ける(長ズボンやスパッツを)
ブヨはうっ血している部分を狙う傾向にありますので、靴下のゴム近くの足首を刺す場合が多いです。できるだけ、長ズボンや足首が出ない長さの靴下を履いて、足首周辺を出さないような格好をしましょう。
ハッカスプレーを肌に吹きかけておく
②ブヨはハッカの匂いが嫌いなので、ハッカスプレーを肌に吹きかけておきましょう。市販品もありますが、ハッカ油、精製水、消毒用エタノールがあれば、簡単に作れます。
作り方はこちらの記事で紹介していますのでよかったら見てみてくださいね。
虫対策をしっかりして、夏キャンプを楽しもう!
夏キャンプの恐怖心を煽る内容になってしまっていたら申し訳ありません💦
しかし、準備をしているのとしていないの、知っているのと知らないのでは大きな差が出てきます。
ここまで悪化したのは私自身の体質もあります(我が子も刺されましたが、私ほど悪化しませんでした)ので、あくまでも参考までに。
キャンプシーズン真っ只中!できる限りの対策をして、夏キャンプを思いっきり楽しんでくださいね✨
最後まで読んで頂きありがとうございました✨
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